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新潟大学附属長岡小学校で防災×デザイン思考の授業を実施(その2)

2022年1月12日から新潟大学附属長岡小学校の5年生を対象に実施しているデザイン思考を導入した授業の第2回目は,まず,「定義・明瞭化」のフェーズとして困ったことや大変だったこと理由のなかから,自分自身が大切だと思うことをいくつかピックアップし,それらの情報をもとに「未来の長岡の町にあったらいいな」と思えるアイディアを考えました。具体的なアイディアを考えようとするときに,ついつい大人だと,現実的なものや実現可能かどうかを考えがちで,面白い発想につながらないことが多々あります。それは子どもたちも同じで,はじめは現実的なアイディアに留まってしまっていました。そんな時は,ちょっとしたきっかけ,例えば,目的と手段を明確にしてみたり,リフレーミングをしてあげるだけで,あっという間に,大人が思いつかないような面白いアイディアがたくさん出てきます。

もし,あなたが「地震のときにいつでもどこでも情報を手に入れるためのいアイディア」を考えようとするとき,どんなアイディアが思いつきますか?

一人ひとりアイディアを出した後は,グループになってお互いにアイディアの内容を説明して,コメントやフィードバックをポストイットに出し合いました。最近の小学生は,こういうことを当たり前のようにできてしまうことに驚き。。。そこからさらに,自分自身が面白いと思った他の人の意見をもとにアイディアを改善するとともに,それぞれのアイディアを黒板で共有し合いました。

次回からはプロトタイプのフェーズとして,実際に考えたアイディアを段ボールや身近にあるものを使ってカタチにしていきます。

















#デザイン思考 #共感・理解 #定義・明瞭化 #発散・収束 #新潟大学附属長岡小学校 #図画工作





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