長岡造形大学の地域協創センターからの提案で2022年の4月より長岡市内の企業とデザイン思考を活用したBtoC商品の開発にかかる共同研究を実施させていただくことが決定しました。この共同研究の実施に先駆けて,B toC事業におけるデザイン思考活用の可能性についての講話を社員20名に対して実施させていただきました。この講話では,デザイン思考の特徴や面白さについて解説するとともに,その企業が開発中の製品をお借りして,デザイン思考の切り口で実施したユーザー体験のインタビュー動画を紹介しながら,カイゼンやアップデートのようなモノありきの視点と,潜在的なニーズや課題から製品を生み出すヒトありきの視点の違いなどについてお話させていただきました。この講話に参加した社員の方々からは,
「製品開発ではモノありき視点で考えること多く、BtoC ではヒトありきのデザイン思考は興味深かった。」
「自分の考えの中や、日常の中に新製品のアイディアや新しい思考があることを再認識できた。モノゴトを考える時に、考え方の視点を少し変えただけで、今までの意見とは違う考え方が出来るのは楽しいと感じた。」
「設計コンセプトの視点を変える(物→人)にすると、思いもよらない解がでてくることがあることに驚きました。」
などの感想をいただきました。改めて,デザイン思考が製品開発や企業活動に生かせそうなことを実感するとともに,この4月から共同研究として,デザイン思考を活用したB to C製品の開発に携われることがとても楽しみです。
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